ピーリングでニキビ跡は治る?実際の効果を解説

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ピーリングは直接的にニキビ跡を治す訳ではない

ピーリングは肌表面の角質を除去するスキンケアです。古い角質を除去することでターンオーバー(角質の生まれ変わり)が健全化され、ニキビ跡の色素沈着の改善促進が期待できます。

あくまでピーリングが直接的にニキビ跡をどうこうする訳ではなく、中長期的なニキビ跡の改善をサポートするというのが正しい見方です。

ただ、凹凸を持ったニキビ跡にはピーリングでは力不足であり(※後述するTCAピーリングを除き)、この場合はレーザーなりの美容治療が推奨されます。

 

 

ニキビ跡の赤みで悩んでいる人だとピーリングで赤みが悪化する可能性も

ニキビ跡の赤みは毛細血管の炎症跡です。ニキビ鎮静後など、また炎症跡がくっきりしている段階だと、炎症を刺激する材料にしかなりませんので、ピーリングは避けるべきです。

根本的にピーリングとは「赤みケア」ではなく「色素沈着ケア」です。ニキビ跡になって時間の経った茶色味がかったもの、そこまで赤々しくないものに対して効果を発揮します。

ニキビ跡の赤みケアが目的ならピーリングは必要なく、肌の刺激を避けた上で抗炎症ケアを行うべきです。

 

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TCAピーリングなら凹凸ニキビ跡にも一定の効果

ここ数年で流行っているのがTCAピーリング(トリクロロ酢酸ピーリング)です。通常のピーリング剤よりも強い薬剤を使うことで、ピーリングによる凹凸治療を可能にしました。

 

 

レーザー治療ほどの劇的な改善は期待できませんが、それでも軽い凹凸であれば十分に対応できます。

ただ、当然それ相応の肌刺激が伴うものであり、あまり肌が弱い人にはオススメできません。実際に治療では肌全体に薬剤を塗布する訳ではなく、凹凸単位でピンポイントに薬剤を塗布するなど慎重を要します。

現在、TCAピーリングは美容皮膚科のみで提供され、金額的には1回2万円〜とまだまだ高めです。化粧品では配合が禁止されているため入手できません。

 

 

まとめ

ピーリングはあくまで肌表面の角質を取り除くスキンケア、ニキビ跡を直接的に治す訳ではありません

ピーリングによって古い角質が除去され、肌のターンオーバーが健全化させることにより、中長期的なニキビ跡の緩和が見込めます

ニキビ跡の赤みよりかは色素沈着に対して行うものであり、ニキビ跡の赤みで悩んでいる人だと赤みを悪化させる可能性もあります

通常のピーリング剤よりも強い「TCAピーリング」であればニキビ跡の凹凸緩和も可能です

 

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